No.4, No.3, No.2, No.1[4件]
百因【第二部:冰九ルート】
〔冰九ルート〕
岳清源に弟子入りをし、冰哥は九と生活を共にし、穏やかに愛を育みます。
順風満帆(?)で、ただただ満たされる幸せいっぱいの冰哥です。
救済をこの体で「実体験」します。心身共に満たされるから肉体を手放せます。
〔冰九の第二部〕
九は再び「さ軸」に戻ります。
自分が関わらなかったことで、岳清源が生きている、柳清歌が生きている
蒼穹山は健全で穏やか(一方で沈清秋(沈垣)が関わって死んだ人間への関心は薄いでしょう)。
そんな世界を目の当たりにする事で、益々自分が居ない事がみんなの幸せだと思いますし、生きている事に引け目を感じます。
戻ってくるのではなかったと少し塞ぎ気味になるのではないでしょうか。
冰哥は、そんな九の〔関心を引きたい〕よりも、〔己が支える〕という状況になります。
支える側に回った冰哥はしつこい位に九と関わる事でしょう。元々しつこいので。
沈九はこの世界に居てもいいという事を、存在価値を、冰哥自らの幸福をもってして証明していきます。
そして、その愛の証明に、今は岳清源はいりません。
二人で対等に愛を交わし合い、冰九が成立します。
ではこの軸での岳清源は“百因の主人公”としてどう関わっていくのかというと、師尊に徹底します。
冰哥が狂傲仙魔途で得られなかった師弟関係をしっかりと履修していきます。
惚気も聴いてあげます。褒めてもあげます。冰九の結婚もお祝いします。
冰哥に満たされないものなど一欠けらも残しません。
でも最後はほんの少し、岳清源は孤独です。
沢山の人に囲まれて、平和で、穏やかで、他人の幸せを見守ります。
でも、岳清源は〔沈九〕を心のどこかでずっと待っています。
冰哥と一緒にいる九の魂に惹かれつつも、見守っているのです。
現代編に転生する時、沈九はそんな岳清源の元へ行きたくなるでしょう。
自分が存在しても良いという証明と、その勇気を冰哥が与えてくれたから。
岳清源に寄り添いたいと思う。
一方で冰哥は魂の統合を選び、沈九を追いかける事は無いでしょう。
本当は追いかけたいけれど、相手の幸福を望むからこそ手放せる。
幸福を抱えきれないほど抱いて、統合を選び、洛冰河の〔真心を受け渡しする心の回路〕となります。
[余談]
冰九だと、二人で世界が完結してしまうので、岳清源の出番が少ないです。
も、もったいない!!
百因は岳清源が主人公として発足したものですので、冰九の妄想は深く設定していません。畳む
〔冰九ルート〕
岳清源に弟子入りをし、冰哥は九と生活を共にし、穏やかに愛を育みます。
順風満帆(?)で、ただただ満たされる幸せいっぱいの冰哥です。
救済をこの体で「実体験」します。心身共に満たされるから肉体を手放せます。
〔冰九の第二部〕
九は再び「さ軸」に戻ります。
自分が関わらなかったことで、岳清源が生きている、柳清歌が生きている
蒼穹山は健全で穏やか(一方で沈清秋(沈垣)が関わって死んだ人間への関心は薄いでしょう)。
そんな世界を目の当たりにする事で、益々自分が居ない事がみんなの幸せだと思いますし、生きている事に引け目を感じます。
戻ってくるのではなかったと少し塞ぎ気味になるのではないでしょうか。
冰哥は、そんな九の〔関心を引きたい〕よりも、〔己が支える〕という状況になります。
支える側に回った冰哥はしつこい位に九と関わる事でしょう。元々しつこいので。
沈九はこの世界に居てもいいという事を、存在価値を、冰哥自らの幸福をもってして証明していきます。
そして、その愛の証明に、今は岳清源はいりません。
二人で対等に愛を交わし合い、冰九が成立します。
ではこの軸での岳清源は“百因の主人公”としてどう関わっていくのかというと、師尊に徹底します。
冰哥が狂傲仙魔途で得られなかった師弟関係をしっかりと履修していきます。
惚気も聴いてあげます。褒めてもあげます。冰九の結婚もお祝いします。
冰哥に満たされないものなど一欠けらも残しません。
でも最後はほんの少し、岳清源は孤独です。
沢山の人に囲まれて、平和で、穏やかで、他人の幸せを見守ります。
でも、岳清源は〔沈九〕を心のどこかでずっと待っています。
冰哥と一緒にいる九の魂に惹かれつつも、見守っているのです。
現代編に転生する時、沈九はそんな岳清源の元へ行きたくなるでしょう。
自分が存在しても良いという証明と、その勇気を冰哥が与えてくれたから。
岳清源に寄り添いたいと思う。
一方で冰哥は魂の統合を選び、沈九を追いかける事は無いでしょう。
本当は追いかけたいけれど、相手の幸福を望むからこそ手放せる。
幸福を抱えきれないほど抱いて、統合を選び、洛冰河の〔真心を受け渡しする心の回路〕となります。
[余談]
冰九だと、二人で世界が完結してしまうので、岳清源の出番が少ないです。
も、もったいない!!
百因は岳清源が主人公として発足したものですので、冰九の妄想は深く設定していません。畳む
百因裏設定 【第二部】
【第二部】 [さ軸] テーマ〔形・理解・選択〕
冰九と冰岳の分岐構想です
冰九[幸せの形・理解・選択]冰哥幸福ひたひたルート:岳清源は理解者
→屈託なく幸せいっぱいの冰哥と、幸福を受け入れる九、少し孤独な岳清源。
この世界線を選択した場合、第三部が岳清源の救済となります。
冰岳[愛の形・理解・選択]存在の肯定ルート:沈九は理解者
→長い時間をかけて、三者が「存在を肯定される」経験をして成熟します。
この世界線を選択した場合、第三部は救済完了後の余韻となります。
[第二部あらすじ]
彼らは「人渣反派自救系統」が終わった時点に転生します。
沈清秋(沈垣)と洛冰河(冰妹)も存在しており、彼らは別の体で産まれます。
おそらく名前も少し違うでしょう。容姿は……魂が表出しているとして、似ているという設定で。
冰哥は引き続き記憶を保持しています。
九も保持しているでしょうが、覚えておく必要もない出来事です。
元々こちらで産まれたシステム九の魂の方が強く反応すると思います。
この世界軸の岳清源は時間遡行や「ま軸」を経験していない魂です。
「ま軸」で成仏した魂は体に吸収されたかもしれません。
九の魂には惹かれるものがあるようです。
そして積極的に教えを乞う冰哥は大層可愛いでしょう。
冰哥は望通り岳清源に弟子入りします。
九は見張る為に仕方なしに弟子入りします。
岳清源は二人を教えることになります。
ここから、ルートが分岐します。
【第二部】 [さ軸] テーマ〔形・理解・選択〕
冰九と冰岳の分岐構想です
冰九[幸せの形・理解・選択]冰哥幸福ひたひたルート:岳清源は理解者
→屈託なく幸せいっぱいの冰哥と、幸福を受け入れる九、少し孤独な岳清源。
この世界線を選択した場合、第三部が岳清源の救済となります。
冰岳[愛の形・理解・選択]存在の肯定ルート:沈九は理解者
→長い時間をかけて、三者が「存在を肯定される」経験をして成熟します。
この世界線を選択した場合、第三部は救済完了後の余韻となります。
[第二部あらすじ]
彼らは「人渣反派自救系統」が終わった時点に転生します。
沈清秋(沈垣)と洛冰河(冰妹)も存在しており、彼らは別の体で産まれます。
おそらく名前も少し違うでしょう。容姿は……魂が表出しているとして、似ているという設定で。
冰哥は引き続き記憶を保持しています。
九も保持しているでしょうが、覚えておく必要もない出来事です。
元々こちらで産まれたシステム九の魂の方が強く反応すると思います。
この世界軸の岳清源は時間遡行や「ま軸」を経験していない魂です。
「ま軸」で成仏した魂は体に吸収されたかもしれません。
九の魂には惹かれるものがあるようです。
そして積極的に教えを乞う冰哥は大層可愛いでしょう。
冰哥は望通り岳清源に弟子入りします。
九は見張る為に仕方なしに弟子入りします。
岳清源は二人を教えることになります。
ここから、ルートが分岐します。
百因 裏設定集
テーマ『岳清源を主人公とした、冰哥の魂の救済』
注意:この物語はカップリングが変遷します。
第一部(ま軸):冰九
第二部(さ軸):冰九or冰岳(分岐可能設定)
第三部(現代):七九
第一部の設定
前提用語・設定
狂傲仙魔途軸=ま軸
人渣反派自救系統軸=さ軸
現代AU=現代
システム九=さ軸から来た九の魂
この二次創作では
狂傲仙魔途と人渣反派自救系統の世界軸を
『「洛冰河」という魂を救済するために作られた【箱庭】』と設定しています。
蒼穹山記新番外編にて人渣反派自救系統が狂傲仙魔途の正式な続編として執筆され、
狂傲仙魔途の箱庭は終わりを迎えます……という世界観です。
第一部 ストーリー
物語の初め。
冰哥の魂を救うために「システム」が冰哥に魂の統合を迫っています。
自分が満たされないままに、世界を閉じられる事に納得は出来ない冰哥は、時間遡行の宝器を作りました。
遡行を繰り返す中で、冰哥は岳清源と親しくなり、真心の受け渡しを学びます。
魂救済への第一歩。ここまでが、漫画の本編でした。
本編で出てくる道具について
〔時間遡行の宝器〕
九の目玉を核として冰哥が作ったもの。
目玉を水晶に埋め込み、清静峰を焼いた灰と土に漬け込んで出来た宝器。
冰哥の願いは「沈清秋とのやり直し」
宝器の起動時に、沈清秋の体を放棄した「さ軸」の沈九の魂が引き込まれてしまっている。
冰哥とシステム九の霊力を媒介して遡行が発動する。
・開始地点は九の目玉を取った付近と灰の記憶と剣の記憶の中間地点
が、それっぽいかな。
記憶保持者→冰哥・岳清源・システム九
遡行の記憶保持者に岳清源が入っているのは実のところ、九の目玉と玄粛剣を同じ倉庫で保管してしまったから。(番外編①)
長い年月をかけて、玄粛剣からにじみ出た血は九の目玉に浸食する。
三者だれもが気が付ない場所で因果が出来ています。
これは長い年月をかけて七九に収束する暗示。
ま軸の九が記憶を保持していないのは、システム九さんが引き込まれてしまったから。
〔システム九〕
システム九は、魂が巻き込まれた「さ軸」の沈九です。
さ軸の沈九は何故体を手放したか?
系統によって「ま軸」の出来事を知る事となるからと考えています。
二つの世界軸の時間は、平行に進んではいません。
肉体を手放した後、冰哥が時間遡行を開始した地点に魂が自分の目玉に引っ張られて「ま軸」のと因が出来ます。
これは沈九の選択ではなくて事故です。
(沈垣が沈清秋の体に入ったもの事故ですから、さはんっぽい)
システム九は冰哥が大嫌いですから、冰哥の所にはとどまらず、
岳清源に「システム」という形で接触します。
これは「系統」を真似しています。
本当は幽霊のような存在ですが、擬態しているという感じですね。
彼は蒼穹山のどこかに居て、岳清源を待つ存在になります。
岳清源は、彼を九とは知りませんが、仲良くやっています。
(岳清源はたとえ気付いても、正体を暴く事は無いでしょう)
宝器が割れると魂は開放され、ま軸で一つの魂に戻ります。
それはどれだけの時がたった頃かは分かりません。
ま軸では、冰哥と過ごしている沈九の方に吸い込まれます。
(記憶や経験等はどうなるでしょうか……この二次では、肉体に依存するという設定なので、神経回路や潜在意識となります)
冰哥が宝器を壊すか、狂傲仙魔途の世界を閉じるとシステム九は消えるので
岳清源は少し寂しくなります。
でも、沈九と冰哥とはいつでも会える関係です。
〔登場人物とま軸の世界〕
・冰哥
・沈九
・岳清源
洛冰河と世界
冰哥が所持しているのは、世界を閉じる権利だけ。
系統は「洛冰河」の救済を目的として存在しています。
狂傲仙魔途は「めでたしめでたし」で終わりましたが、さ軸を観測してしまった冰哥の心に芽生えたものは「めでたしめでたし」では終われません。
だからこそ、系統は彼に選択肢を与えます。
自分でやれという救済措置です。
ここで変えた物語は「狂傲仙魔途」には影響はしません。
これは箱庭の中の箱庭。大きな夢の揺りかごです。
漫画本編のその後は、沈九と過ごす事になります。
「真心の受け渡し」
これを、時間をかけて実践してゆきます。
それは何百年と続くかもしれません。
ここで大切なのは、今そばにいる妻たちにも真心を渡す事でしょう。
選ばれることで欠けたものを補い続けていた彼でしたが、
今度は彼も彼女たちを選び、真心を渡します。
真心と感謝を込めて彼女たちに接したら……もっと彼女たちは熱心になる事でしょうが……沈九は女子に構ってやれと言います。
沈九に厄介払いされている事に気が付いている冰哥は、
度々岳清源に愚痴を吐き、助言を求めに行くことになります。
そういった関わりの中で、鷹揚で達観しているようにも見えますから、徐々に冰哥も岳清源を神格化してしまいます。
これは、第二部への布石です。
沈清秋と世界
この世界の沈清秋は、オリジナルの沈九です。
第一部の沈九は、実のところ生贄です。
漫画本編でも彼は全く納得しないまま、気を失ったままです。
彼に必要な救済は、今はありません。
どちらかと言えば贖罪のターン。
本編後の彼は、冰哥と過ごす事になります。
魔界での生活が冰哥への贖罪になると、沈九も岳清源もぼんやりと思っています。
(最もそんな事は無いのですが)
良い生活をしますが、ただ生かされているだけの人生に、沈九が価値を感じる事が出来るか甚だ疑問。
足を返してもらえるまで、彼は「おままごとのお人形」となります。
魔界では妻たちの相談役で、おそらく妻たちを陰ながら牛耳っているでしょう。
冰哥の事は嫌いなままですから、何かにつけて冰哥を悪者にして妻側に立つのです。
暫くはそんな生活。
〔余談〕
寧嬰嬰の事をどう思っているか。
「ほんまお前つまらん男に利用されたな」と思いつつ、トラブルメーカーで可愛い天使の寧嬰嬰なので、結局は甘やかしているかな。嬰嬰には微笑むのに、俺には!?となる冰哥にまた鬱陶しさを覚える。嬰嬰が泣いていたら?
冰哥が悪くなくても、冰哥を責めている。常に冰哥を責めている。
どこで“冰九”になるのか?
嫌いなものが多くて、負けず嫌いで、何だか岳清源に拘っている事、それらを丸ごと全部冰哥が抱え込めた時。
そして、とても判りにくい真心のお返しを、ちゃんと一つずつ拾っていくこと。
ですので、そう、だいぶ遠い所で冰九になるのです。
これは、冰哥の根気と沈九の諦めの問題。
岳清源と世界
あまりぱっとしないですが、主人公は岳清源です。
彼が遡行に巻き込まれたのは偶然でした。
(でも、引き寄せられたと解釈するとより物語は美味しくなります)
彼は真心を以てして、無自覚に様々を追い詰めてしまうような人物設定にしています。
物語のはじめ。
自分が何度殺されても、怒りは無く、むしろ延々と続けていれば九に会えることを確信しているので穏やかです。
魔族側の記憶保持者は冰哥だけ。
それに、彼は傷心して時間を巻き戻しているわけですから、隙だらけだったりします。
配置とパターンを覚えてしまえば楽な戦いでした。
岳清源は、冰哥が九に関心を向けてもらいたい事を知って、それだけで許してしまう。
九に関心を向けてもらう事の難しさを知っている彼は、きっと冰哥の苦労も解ってしまう。
ただ、牢の中でボロボロになっていた九には、改めてショックを受けました。
そういう訳で冰哥を叱るときは、冰哥の尻を力いっぱい3回叩きました。
冰哥も正当な理由でお叱りを受けるわけですから、大人しいものです。
岳清源は冰哥に指導をします。冰哥はそれを受け取ります。
日常に戻ってもそんな関係になります。
拝師はしませんし、表面上は茶飲み仲間なのですが、冰哥は岳清源を観察し、真似ることになります。
そんな風に、岳清源は冰哥と師弟関係を概念的に構築していきます。
冰哥のそうした表出行動の変化によって、九は無意識的に安心感を覚えてゆくのです。
(冰哥と九が関係を寄せる為の布石)
岳清源は一人になりますが、孤独ではありません。
システム九と共に時間を過ごすからです。
将棋をしたり、本を読み聞かせたり、雑談したり。
なんと5回以上会話ができます。
蒼穹山はボロボロのままです。
立て直しても遡行が始まれば同じ事ですので、ほどほどに管理をしています。
【第一部 本編後のお話】 テーマ〔和解・受容・贖罪〕
本編後のメインは冰哥と九の物語に移行します。
対立し、理解し合い、棘は少し丸くなります。
・岳清源と冰哥の概念的な師弟関係の構築
・冰哥と沈九の関係の再構築
これらが軸になります。
100年以上は経過すると思います。
少なくとも、妻を全員送り出し、冰哥と関わった人たちの関係を静かに整理していきます。
冰哥はこの世界軸が「最後」と分かっているからこそ、他人に真心を渡せるのかもしれません。
冰哥魂救済の第一歩は、真心の受け渡しを学ぶ事、自分が選ぶ側になる事。
冰哥は岳清源も送り出します。九と共に見送るでしょう。
そして、望みます。
次は岳清源の弟子になってみたいと。
そうしたら、もっと違う人間になれた気がする。
もっと満たされていた気がする。
冰哥は、この世界を閉じる時、魂の統合は拒んで「さ軸」で生まれなおす事を選択します。
さ軸には冰妹が居ますから、同じ肉体で産まれる事は出来ません。
九は、そんな事言い出した冰哥を放っておけるでしょうか?
「こいつは俺が見張ってなきゃ」なんて、つい思ってしまいます。
岳清源が死んだ世界をこの九は知りません。ですがシステム九は知っています。
この時、九の魂はどちらとも「さ軸」に行かなければという意識を持ちます。
そうして二人は「さ軸」で生まれなおします。
この時――もしくは宝器は既に壊れているのかもしれませんが――
システム九(さ軸の九)と九(ま軸の九)の魂は一つに統合されます。]
畳む
テーマ『岳清源を主人公とした、冰哥の魂の救済』
注意:この物語はカップリングが変遷します。
第一部(ま軸):冰九
第二部(さ軸):冰九or冰岳(分岐可能設定)
第三部(現代):七九
第一部の設定
前提用語・設定
狂傲仙魔途軸=ま軸
人渣反派自救系統軸=さ軸
現代AU=現代
システム九=さ軸から来た九の魂
この二次創作では
狂傲仙魔途と人渣反派自救系統の世界軸を
『「洛冰河」という魂を救済するために作られた【箱庭】』と設定しています。
蒼穹山記新番外編にて人渣反派自救系統が狂傲仙魔途の正式な続編として執筆され、
狂傲仙魔途の箱庭は終わりを迎えます……という世界観です。
第一部 ストーリー
物語の初め。
冰哥の魂を救うために「システム」が冰哥に魂の統合を迫っています。
自分が満たされないままに、世界を閉じられる事に納得は出来ない冰哥は、時間遡行の宝器を作りました。
遡行を繰り返す中で、冰哥は岳清源と親しくなり、真心の受け渡しを学びます。
魂救済への第一歩。ここまでが、漫画の本編でした。
本編で出てくる道具について
〔時間遡行の宝器〕
九の目玉を核として冰哥が作ったもの。
目玉を水晶に埋め込み、清静峰を焼いた灰と土に漬け込んで出来た宝器。
冰哥の願いは「沈清秋とのやり直し」
宝器の起動時に、沈清秋の体を放棄した「さ軸」の沈九の魂が引き込まれてしまっている。
冰哥とシステム九の霊力を媒介して遡行が発動する。
・開始地点は九の目玉を取った付近と灰の記憶と剣の記憶の中間地点
が、それっぽいかな。
記憶保持者→冰哥・岳清源・システム九
遡行の記憶保持者に岳清源が入っているのは実のところ、九の目玉と玄粛剣を同じ倉庫で保管してしまったから。(番外編①)
長い年月をかけて、玄粛剣からにじみ出た血は九の目玉に浸食する。
三者だれもが気が付ない場所で因果が出来ています。
これは長い年月をかけて七九に収束する暗示。
ま軸の九が記憶を保持していないのは、システム九さんが引き込まれてしまったから。
〔システム九〕
システム九は、魂が巻き込まれた「さ軸」の沈九です。
さ軸の沈九は何故体を手放したか?
系統によって「ま軸」の出来事を知る事となるからと考えています。
二つの世界軸の時間は、平行に進んではいません。
肉体を手放した後、冰哥が時間遡行を開始した地点に魂が自分の目玉に引っ張られて「ま軸」のと因が出来ます。
これは沈九の選択ではなくて事故です。
(沈垣が沈清秋の体に入ったもの事故ですから、さはんっぽい)
システム九は冰哥が大嫌いですから、冰哥の所にはとどまらず、
岳清源に「システム」という形で接触します。
これは「系統」を真似しています。
本当は幽霊のような存在ですが、擬態しているという感じですね。
彼は蒼穹山のどこかに居て、岳清源を待つ存在になります。
岳清源は、彼を九とは知りませんが、仲良くやっています。
(岳清源はたとえ気付いても、正体を暴く事は無いでしょう)
宝器が割れると魂は開放され、ま軸で一つの魂に戻ります。
それはどれだけの時がたった頃かは分かりません。
ま軸では、冰哥と過ごしている沈九の方に吸い込まれます。
(記憶や経験等はどうなるでしょうか……この二次では、肉体に依存するという設定なので、神経回路や潜在意識となります)
冰哥が宝器を壊すか、狂傲仙魔途の世界を閉じるとシステム九は消えるので
岳清源は少し寂しくなります。
でも、沈九と冰哥とはいつでも会える関係です。
〔登場人物とま軸の世界〕
・冰哥
・沈九
・岳清源
洛冰河と世界
冰哥が所持しているのは、世界を閉じる権利だけ。
系統は「洛冰河」の救済を目的として存在しています。
狂傲仙魔途は「めでたしめでたし」で終わりましたが、さ軸を観測してしまった冰哥の心に芽生えたものは「めでたしめでたし」では終われません。
だからこそ、系統は彼に選択肢を与えます。
自分でやれという救済措置です。
ここで変えた物語は「狂傲仙魔途」には影響はしません。
これは箱庭の中の箱庭。大きな夢の揺りかごです。
漫画本編のその後は、沈九と過ごす事になります。
「真心の受け渡し」
これを、時間をかけて実践してゆきます。
それは何百年と続くかもしれません。
ここで大切なのは、今そばにいる妻たちにも真心を渡す事でしょう。
選ばれることで欠けたものを補い続けていた彼でしたが、
今度は彼も彼女たちを選び、真心を渡します。
真心と感謝を込めて彼女たちに接したら……もっと彼女たちは熱心になる事でしょうが……沈九は女子に構ってやれと言います。
沈九に厄介払いされている事に気が付いている冰哥は、
度々岳清源に愚痴を吐き、助言を求めに行くことになります。
そういった関わりの中で、鷹揚で達観しているようにも見えますから、徐々に冰哥も岳清源を神格化してしまいます。
これは、第二部への布石です。
沈清秋と世界
この世界の沈清秋は、オリジナルの沈九です。
第一部の沈九は、実のところ生贄です。
漫画本編でも彼は全く納得しないまま、気を失ったままです。
彼に必要な救済は、今はありません。
どちらかと言えば贖罪のターン。
本編後の彼は、冰哥と過ごす事になります。
魔界での生活が冰哥への贖罪になると、沈九も岳清源もぼんやりと思っています。
(最もそんな事は無いのですが)
良い生活をしますが、ただ生かされているだけの人生に、沈九が価値を感じる事が出来るか甚だ疑問。
足を返してもらえるまで、彼は「おままごとのお人形」となります。
魔界では妻たちの相談役で、おそらく妻たちを陰ながら牛耳っているでしょう。
冰哥の事は嫌いなままですから、何かにつけて冰哥を悪者にして妻側に立つのです。
暫くはそんな生活。
〔余談〕
寧嬰嬰の事をどう思っているか。
「ほんまお前つまらん男に利用されたな」と思いつつ、トラブルメーカーで可愛い天使の寧嬰嬰なので、結局は甘やかしているかな。嬰嬰には微笑むのに、俺には!?となる冰哥にまた鬱陶しさを覚える。嬰嬰が泣いていたら?
冰哥が悪くなくても、冰哥を責めている。常に冰哥を責めている。
どこで“冰九”になるのか?
嫌いなものが多くて、負けず嫌いで、何だか岳清源に拘っている事、それらを丸ごと全部冰哥が抱え込めた時。
そして、とても判りにくい真心のお返しを、ちゃんと一つずつ拾っていくこと。
ですので、そう、だいぶ遠い所で冰九になるのです。
これは、冰哥の根気と沈九の諦めの問題。
岳清源と世界
あまりぱっとしないですが、主人公は岳清源です。
彼が遡行に巻き込まれたのは偶然でした。
(でも、引き寄せられたと解釈するとより物語は美味しくなります)
彼は真心を以てして、無自覚に様々を追い詰めてしまうような人物設定にしています。
物語のはじめ。
自分が何度殺されても、怒りは無く、むしろ延々と続けていれば九に会えることを確信しているので穏やかです。
魔族側の記憶保持者は冰哥だけ。
それに、彼は傷心して時間を巻き戻しているわけですから、隙だらけだったりします。
配置とパターンを覚えてしまえば楽な戦いでした。
岳清源は、冰哥が九に関心を向けてもらいたい事を知って、それだけで許してしまう。
九に関心を向けてもらう事の難しさを知っている彼は、きっと冰哥の苦労も解ってしまう。
ただ、牢の中でボロボロになっていた九には、改めてショックを受けました。
そういう訳で冰哥を叱るときは、冰哥の尻を力いっぱい3回叩きました。
冰哥も正当な理由でお叱りを受けるわけですから、大人しいものです。
岳清源は冰哥に指導をします。冰哥はそれを受け取ります。
日常に戻ってもそんな関係になります。
拝師はしませんし、表面上は茶飲み仲間なのですが、冰哥は岳清源を観察し、真似ることになります。
そんな風に、岳清源は冰哥と師弟関係を概念的に構築していきます。
冰哥のそうした表出行動の変化によって、九は無意識的に安心感を覚えてゆくのです。
(冰哥と九が関係を寄せる為の布石)
岳清源は一人になりますが、孤独ではありません。
システム九と共に時間を過ごすからです。
将棋をしたり、本を読み聞かせたり、雑談したり。
なんと5回以上会話ができます。
蒼穹山はボロボロのままです。
立て直しても遡行が始まれば同じ事ですので、ほどほどに管理をしています。
【第一部 本編後のお話】 テーマ〔和解・受容・贖罪〕
本編後のメインは冰哥と九の物語に移行します。
対立し、理解し合い、棘は少し丸くなります。
・岳清源と冰哥の概念的な師弟関係の構築
・冰哥と沈九の関係の再構築
これらが軸になります。
100年以上は経過すると思います。
少なくとも、妻を全員送り出し、冰哥と関わった人たちの関係を静かに整理していきます。
冰哥はこの世界軸が「最後」と分かっているからこそ、他人に真心を渡せるのかもしれません。
冰哥魂救済の第一歩は、真心の受け渡しを学ぶ事、自分が選ぶ側になる事。
冰哥は岳清源も送り出します。九と共に見送るでしょう。
そして、望みます。
次は岳清源の弟子になってみたいと。
そうしたら、もっと違う人間になれた気がする。
もっと満たされていた気がする。
冰哥は、この世界を閉じる時、魂の統合は拒んで「さ軸」で生まれなおす事を選択します。
さ軸には冰妹が居ますから、同じ肉体で産まれる事は出来ません。
九は、そんな事言い出した冰哥を放っておけるでしょうか?
「こいつは俺が見張ってなきゃ」なんて、つい思ってしまいます。
岳清源が死んだ世界をこの九は知りません。ですがシステム九は知っています。
この時、九の魂はどちらとも「さ軸」に行かなければという意識を持ちます。
そうして二人は「さ軸」で生まれなおします。
この時――もしくは宝器は既に壊れているのかもしれませんが――
システム九(さ軸の九)と九(ま軸の九)の魂は一つに統合されます。]
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プロフィール
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「冰哥/冰妹」「沈九/沈垣」は別個体として扱います。
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[冰岳|冰岳九]
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色んな哥岳が見たいので、三次創作や設定はフリーで使ってください。妄想いっぱいみたい。

〔冰岳ルート〕
岳清源の真心を原液で浴び続けたらどうなる?から派生した分岐です。
冰哥は岳清源の真心に溺れてしまいます。依存的な愛。九は冰哥の理解者になります。
岳清源は師として接するわけですから、体が繋がっても心は少し遠い恋です。
ただ、隣で生きることを許され、それも愛であるという価値観を得ます。
愛の形を理解するから、肉体を手放せる。
冰岳の良さをアピールすると、岳清源の弱さや揺らぎを観測できます。
妄想をし過ぎて看取りifと死別ifにも分岐します。
漫画を拵える際、この辺りを妄想しすぎて、私は冰岳(哥岳)にどっぷりハマってしまいました。
冰岳で妄想を書き溜めていたので、表記は「冰岳」ですが……冰哥×岳清源です。
〔冰岳の第二部〕
岳清源の弟子になり、修行に励む冰哥は、冰妹と同じように献身的です。
(人間の肉体、上位魔族でも、擬態でも外殻は何にでも問題ないでしょう。
何せこの世界は「洛冰河」の救済を目的とした物語の派生軸ですから、世界は彼に優しいのです)
献身的に動く冰哥は、岳清源には好ましく微笑ましい子供に映ります。
殆どを九と共に行動するその姿は、かつての岳七と沈九を彷彿とさせ、
九の魂に惹かれている岳清源は、少し彼らを特別扱いしてしまいます。
その少し特別な真心が、冰哥を狂わせていきます。
九は冰哥に近づきすぎるなと警告を出しますが、冰哥は張り切ってしまう。
認められたくて、誉められたくて、無条件の甘美を味わいたくて。
この岳清源は、九の魂に惹かれているので、九に特別優しい目を向けてしまいます。
冰哥はそんな九を羨望してしまい「自分も対等に見て欲しいという」渇望が冰岳の核となるのです。
九への目線、立場、年齢など、岳清源との関係における殆どで立ちはだかる障壁です。
九はずっと警告をします。
「近づきすぎるな、溺れるな、特別扱いに慣れるな」と。
岳清源が傷つくのが見たくない、冰哥が溺れるのも見ていられない。
九の優しさです。
しかし、冰哥は溶けるような優しさに抗う事が出来ません。
「ま軸」では、九に尽くしてようやく一つ二つ手に入れられる報酬が、ここでは簡単に手に入る。
九はもっと優しくしなかった事をここで後悔する事でしょう。
同時になんて可哀想で哀れな奴だと呆れます。
同情心から冰哥を見下しているからこそ、九は冰哥の理解者として関わり、岳清源を遠くから見守る事になります。
冰哥は容易く後継者や一番弟子のポジションに選ばれる事でしょう。
もっと甘えたい彼は岳清源を「師父」と呼びます。
自分だけの距離と呼び方。
師尊だろう?と九や岳清源に窘められても、だれもいない所では「師父」。
岳清源を神格化しつつも、より自分の傍に置きたいという願望です。
“自分だけの師匠”として甘えます。
岳清源も次第に受け入れてしまい、この子は一番甘えん坊だとしか思っていません。
冰哥の甘えが、敬愛から欲情へと変わるのは思春期でしょう。
もしくは、独占欲が変貌してしまったのかもしれません。
九と言えば、どうでしょうか。やっぱり呆れています。
冰哥と向き合い、岳清源の立場や歳の差を考えろと窘めます。
いかに岳清源の修為が高くて見た目が若かろうと、40歳以上は離れているでしょう。
でもそれらの関係なく膨らむのが欲情です。
岳清源と冰哥を繋ぎ止めるものは〔師弟関係〕しかありません。
一番弟子は誰にも譲らず、その先もずっと岳清源傍にいる方法を探ります。
余談
[冰哥は[弟子が師尊を射止める恋愛書籍]も読むことでしょうし、
成就している冰妹を妬み、蔑む事で溜飲を下げているでしょう。
冰妹は冰哥の正体に気が付いていて、順風満帆な師弟生活を妬み、蔑むでしょう]
そうした恋愛書籍の存在も相まって、性的欲求も恋愛感情とない交ぜに膨らんでゆくのでした。
(冰哥であれば、性処理等は他人を使って済ます事もあるでしょうか?妄想の余地あり)
冰哥の立ち位置が揺らぎ無いものになった時に、冰哥は岳清源に慕っている事を打ち明けます。
しかし岳清源は当然困ったように断り、やんわりと窘めますが、冰哥との距離は変えません。
冰哥にとっては、どちらも解っていたことでした。
それでも冰哥は師父と呼び、岳清源の傍に居続けます。
長い時間をかけて、やがては岳清源の生活圏まで浸食する事でしょう。
冰哥の相手の懐に入る術は「ま軸」で培われています。
それが彼の生存戦略でしたから。
冰哥は考えます。
岳清源と並ぶには、自分がどうあるべきなのか。
修練をサボり、意図的に老いるべきか。
しかし精神的な成熟とはなりませんし、誉められる機会が無くなってしまいます。
岳清源は“沈九”を待っている、“沈清秋”に拘りがある、“九”の事が少し気になる。
冰哥は、今や岳清源の右腕と言っても過言ではない。
信頼を得ているが、想われてはいない。
その歯がゆさが、いつまでも心を揺さぶります。
岳清源はそんな冰哥を、未だに少し困った子としか見ていません。
彼が成人してもそうです。
頼りになりますし、能力値も高い。
彼の作る食事はいつも美味しいでしょう。
つい、つい、傍に置いてしまうのでした。
身支度を手伝わせることもあるでしょう、体に触れることもあるでしょう。
それがどれだけ冰哥にとっての地獄で、欲情をあおる事とも思っていません。
時々冰哥は甘えん坊の子供の様に、岳清源と床榻で過ごす事もありますが、岳清源はそれを拒みません。
岳七と沈九時代の思い出が彼の根底にあり、温もりは懐かしさであり、安心感なのでした。
冰哥はここでは沈九の代わりとも言えるでしょうが……岳清源はそれを自ら求めてはいません。
ただ、あの頃を思い出すだけです。
岳清源は、何度も冰哥の心を拒んでいます。
ですが傍にいる事は拒みません。
居場所の選択肢は冰哥に与え続けています。
それからまた何年もそんな状態を続けて、一度体を使う事を許してしまったあとは、慰める関係だけが時々続きます。
(挿入は許しません……でも修行としてだったら……妄想の余地ありですね)
岳清源は、冰哥が大切になるたびに、若人の人生を縛ったことを後悔し続けることになります。
冰哥は、まだ岳清源の心は無くても、沈九の代替でも、この踏み込んだ関係が続けば良いと考えています。
時間遡行を繰り返す中で、岳清源や九から教わった事は「待つこと」でしたから。
ある日、冰哥は岳清源に尋ねます。どうして幸福を拒むのかと。
しかし岳清源は幸福を拒んでいるわけではなく、冰哥と深い関係を築く事は模範にならないと思っているだけ。
沈清秋と洛冰河の事も引き合いに出すでしょう。
“同じ立場なら良かった”結局はそれだけの事でした。
心が解けてゆくのは時間の問題です。
冰哥は「もしも残された時間が数えきれる程の有限ならば、愛してくれるのか」と問う。
岳清源は困るけれど、形だけなら与えられると言う。
冰哥はこれが最後の人生だと主張する。人間は誰だってそうだけれど。
岳清源はそこで少し笑ってしまう。どうしてか可笑しくて。
岳清源が冰哥の心を受け入れ、責任を負う覚悟が出来た瞬間はきっとそんな感じ。
そうして何となく恋仲……のような関係になります。
形式だけの愛でも、長く続けば情になる。冰哥は待ちます。
二人は夫婦の様に寄り添う事は無いが、仕事でも生活でも常に共にいる。
ほんの少し相手を気に掛ける、労わる、そんな関係になります。
燃えるような恋愛ではないが、静かに満たしてゆく。
家族の様に優しさであふれたものになる。
体の触れ合いは、いつだって冰哥が求め、岳清源は受け入れるだけ。
ですが、岳清源にとって冰哥は、沈九とは別の意味で大切な人になってゆきます。
そして、冰哥はこの愛情には溺れません。
岳清源が冰哥の心は拒んでも、居場所は選択させたこと。
恋仲の様な関係になっても、さほど生活は変わらなかった事で、今までもずっと岳清源が自分を大切にしていた事に気が付くからです。
これが岳清源の距離感である事を冰哥は理解します。
冰哥が初めて気持ちを伝えてから、この時までに20年は経過している気がします。
いつでもほとんど一緒。
沈九を失った岳清源の穴は一生埋まらないし、埋められない。
それは冰哥を、沈九の代わりとして使わないという事でもあります。
沈九の代わりというのは冰哥の思い込みでしかありませんが、岳清源は説明も釈明も何もしない、
自ら沈九の事は語らないので、一方的に冰哥が抱え込んでしまう。
[さて余談ですが、沈九はどうしているでしょうか?]
彼は彼で、案外この世界を満喫しているのではないかと思います。
初めこそ岳清源の弟子となりますが、冰哥との確執は非常に面倒だと感じるでしょう。
それに毎度恋愛相談や、惚気を聞くのは面倒くさいので、冰岳とは距離を取っています。
でも常に冰哥とは連絡が取れて、理解者で、ストッパーで、保護者となります。
冰岳軸では、ま軸とさ軸で岳清源と沈九の役割が交代する形ですね。
研究者気質ですし、木清芳の所へ行き――
個人的にはクズ悪役として倫理に背いて欲しい為、儒教の時代であえての外科医。
木清芳大混乱ですが、仕方なし。
百戦峰の門弟が狩り損ねた生き物を助ける所から、外科医の道がはじまります。
沈九の魂そのものに惹かれている岳清源は、陰ながら九の活動を支援するでしょう。
木清芳とは衝突しながらも、不思議な師弟関係を築くでしょう。
沈九は無情な一面もありますから、命を守るための外科的な選択は容赦なくやります。
[余談終わり]
冰哥を受け入れた岳清源はどう変化するでしょうか。
恋愛初心者ですから、大変初心になります。
今まで何度も経験していた体の触れ合いにも照れてしまう。
様子がおかしくて、察した冰哥は[これが、この時こそが初夜!]心の中で感涙します。
可愛すぎて、可愛すぎて、神格化していた敬愛から、一人の男として守りたい・対等な立場で愛したいと思うようになります。
ここから冰哥の甘やかしが始まりますが、岳清源は甘やかされる側が苦手です。
可愛い岳清源を存分に味わえるところがこの期間。美味しい沼。
(挿入もこの辺りからでしょうか……。
妄想の余地あり……ここからだと純愛っぽくていいな)
この後は延々と静かなイチャイチャが死ぬまで続くので割愛。
何十年もかけて冰岳が成立します。
九はそんな二人をみて、やっと岳清源を「七兄さん」と呼ぶことが出来ます。
岳清源は……小九?となりますが、彼の今の肉体は沈九ではないですし、反発してきたのが九ですから「だれが小九だ」って笑って否定する事でしょう。
この九にある魂は、かつて「ま軸」の水牢で岳清源を許している方も混じっています。
二人に呆れていて、でも二人の関係も悪くないと思っている。
これは九自身も自立して、人を救い、存在価値を実感できるからこそ思えるのでしょう。
冰哥は岳清源と生きていくうちできっと“自分の選択”がどうであったかを話すでしょう。
例えば、前世があるとして……という切り口で(自分の良い所だけを切り取りますが)語り合うと思います。
満たされた魂は、統合を選べるはず。
岳清源の死と共に、冰哥も統合を……所謂“個としての死”を選択します。
〔この先、岳清源は人として亡くなります。
神にならず、ただの人であってほしい願望です。
そして、妄想美味しいなぁで分岐します〕
看取りif
・介護をさせたくない岳清源が尊厳死を望んで、冰哥と剣を抜くか抜かないかでもめます。
絶対に冰哥は剣を抜きません。
抜くとしたら九の方があっさり抜いてしまうかも。
息を引き取る瞬間まで見届けます。
いつも通りの穏やかな時間を最後まで続けます。
死別if (脈絡なく言えば、話を盛り上げるための要素)
・岳清源は常に最前線にいます。冰妹のご機嫌でつぶれてしまうような世界ですし
不意打ちで重症を負うこともあるでしょう。
大きな案件がある前は、いつだって2秒くらい触れ合いが長いです。
岳清源はいつ自分が死んでもおかしくないと思ってですが、
冰哥その行動を、不安だからとしか思っていません。
どこかで岳清源は強いと神格化している所があります。
その日もいつも通り、少し長めの触れ合いと「戻る」という約束を。
いつかは破られる約束でした。いうなれば、死亡フラグ。
岳清源の訃報は届きません。冰哥が受容出来ずに否認するからです。
この世界には死人を蘇らせる宝器だってあります。
沈清秋だって生き返ったと本に書いてあるのです。
死因はどうだったでしょうか。毒で溶けてしまっているのでした。
(「ま軸」の再現の様に彼は亡くなります)
今の冰哥は主人公ではありませんし、エンディング後のおまけを生きています。
出来る事は、岳清源との生活を続ける事。
疲れて帰ってくるだろうから、温かい食事と、風呂の準備を毎日。
それを心配するのは九です。
もったいないなって、岳清源の分の食事を食べてしまうのも九。
回復して、二人で岳清源の話が出来るようになるまで、共同生活を続けます。
そうして、岳清源と語り合った“自分の選択”を思い出します。
こうして物語は第三部、現代編へと移ります。畳む